わたくしはどうも後衛や生産職というのが苦手でして、今回も真っ先に近接戦闘職である斧術士を選びました。

FFXIVの職業(クラス)システムは利き手に装備したものによって決まるという割と簡単なものでして、大斧を手にMobを求めて徘徊しているときに鉱脈を見つければ、つるはしに持ち替えて採掘士なるといった具合。
またクラス毎のランクとは別にフィジカルレベルというものがあり、基本能力はこちらで設定します。
フィジカルの経験値はどのクラスでもなんらかのアクションを行うことによって手に入れられますが、クラスのランクをあげるための修練値はそのクラスになってないと得られません。

で、斧術士なんですがFFXIで言えば、まぁ戦士のようなものであります。
殴って殴って殴って丸太割り(WSみたいなもん)。
戦闘中の回復はランクが上がって覚えたブラッドパスという『次の攻撃の何割かを自分のHPに還元するアビリティ』を使います。当然一撃の威力が強い丸太割りの前に使うのですが、肝心の丸太割りがしょっちゅう外れるので、結局その次の通常攻撃で30くらいしかHP回復できなくてイーッってなってました。
おかげで青い印のMob(XIでいう楽?)しか安定して倒せなくて、この先やっていけるんだろうかとちょっと不安になっていました。

ちまたでは幻術士最強伝説(前衛いらね説)が出てるくらいでして、苦手意識を振り払って、杖に持ち替えて試してみました。
クラスを変えた途端に6属性の精霊魔法とMP回復のアビリティを習得。
XIVは魔法を自動的に覚えるんですね。
ランク4でケアルを覚え、6でストンスキン、8でショックスパイクと斧術士に比べて確実に強くなる能力を得ていきます。
特にショックスパイクは反撃ダメージもさることながら、敵を行動不能にするスタンが8割くらいの確率で発動するので、スパイク→戦闘開始→幻矢幻矢幻矢→ケアル→幻矢……(以下繰り返し)でオレンジ色の印(XIでいう、つよ?)の敵があっさり倒せちゃいました。

なんなんだこのバランス。
リスクとリターンがマッチしてないよ…。

で、幻術士になったときに初めて気がついたのですが、クラス専用スキルで無ければ、ポイントが許す限りWSだろうがアビリティだろうが現在のクラスにくっつけることが出来るんですね。
当然本職よりはなんらかの形で性能が落ちますが、斧術士にケアルつけることも出来るので、方向としては一つのクラスにこだわるよりは満遍なくあげて、イカス組み合わせのスキルを見つけちゃいなよって感じなんでしょうか。

幻術士を10まであげたら次は呪術士を上げてみようかなー。